日時 | 7月13日(日)13:30~16:00 |
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会場 | 常圓寺(蒲郡市五井町堂前8) |
問い合わせ | 常圓寺 |
電話 | 0533-68-5398 |
テーマ | 現代社会における「いのちの選別」~人が人として生きられる社会のために~ |
講師 | 安藤泰至 氏(鳥取大学医学部准教授、日本学術会議連携委員) |
内容 | 2016年7月の相模原障害者殺傷事件は、犯人の障害者に対する差別的な言動とともに、日本中に大きな衝撃と動揺を与えました。事件の残忍さ以上に、私たちのなかに巣くう優生学的思考がかくも根深いか、いやが応でも意識させられたからです。ゲノム編集に代表される生命科学技術の革新により、さまざまな生命操作が可能となる一方で、グローバルな新自由主義経済の下での格差が広がり、環境危機、政治状況の混沌…。私たちが捉えてきた世界、社会を制御してきた制度は急速に失効しつつあるように思えます。そんな時代に、私たちはどのような存在になろうと(されようと)しているのでしょうか。昨年に引き続き、安楽死・尊厳死、そして優生思想をめぐり、先走っていく世論に早くから警鐘を鳴らしてこられた安藤泰至先生をお迎えして、「いのち」とその「尊厳」について考えてみたいと思います。 |
参加費 | 無料 |
対象 | どなたでもご参加いただけます |