六ツ美組は組で「少年少女の集い」という児童教化事業を行っています。組内寺院である慈光寺の碧海文俊さんにお話を伺いました。
― 六ツ美組少年少女の集いはいつからされているのですか?
1972年からです。今年で53回目になります。私の父親世代の住職方が始めたと聞いています。当時組内で日曜学校をしていた寺院が多かったこと、組内住職で教区の児童教化連盟に関わっていた方がいたことで活動が始まったようです。私も小学生の頃に参加していました。
― 会の内容はどのようなものですか?
基本的に組内の若院がスタッフとして運営しています。小学4年生から中学3年生を対象に、12月を除く10月から3月までの期間に月1回、日曜日に1時間程度行っています。正信偈のお勤めとお釈迦さまや親鸞聖人のお話をして、その後皆で遊べるようなゲームをします。3月には本山参拝を含む旅行に行きます。参加者には女の子もいるので、旅行には坊守さんにも協力していただいています。
―参加者として、またスタッフとして関わって来られましたが、活動についてどう思われていますか?
参加者だった頃は京都に行けるのが楽しかったです。夜に新京極に連れて行ってもらったり、五山の送り火を見た記憶もあります。
スタッフとして関わるようになってから印象深いのは参加者が少なかった時期のことです。参加者が10人程度、スタッフも2人だったのですが、少ない人数だからできることを工夫してやっていました。また、人数が少なくても本山へは必ず行っていました。
少年少女の集いでは岡崎教区児童教化連盟が作っている『ほとけの子』という本を使っているのですが、この本の作成にも六ツ美組の方が関わっています。児童教化に対する思いを感じます。
歴史の長い事業ですので、かつて参加してくれた方の子どもが参加してくれることもあります。今後もお寺に親しんでもらえるように活動を続けていきたいです。



